こんにちは！2025年4月に新卒11期として入社いたしましたN.Dです。 　
私は昔から漫画を読むことが好きで、毎日漫画を読むことを生きがいとして過ごしています。 　
しかし、最近は「忙しくてゆっくりと漫画を読む時間がない」という声をよくお聞きします。
仕事やプライベートなど日々の予定に追われていると、長編シリーズに手を出すのはちょっと気が引けますよね。 　
そこで今回は、10巻以内で完結する、サクッと読めて満足度のあるおすすめの漫画を紹介していきます。

1.「レベルE」 (全3巻/作者:冨樫義博)

～地球には、実は多種多様な宇宙人が密かに暮らしていた。
その中、バカ王子と呼ばれるドグラ星の王子が地球に不時着する。
彼は高い知能と悪趣味な性格を併せ持ち、人間たちを巻き込みながら
引き起こす奇想天外な騒動を描いた物語～

この漫画はオムニバス形式で、毎回全く毛色の違う物語が展開されていますが、
どの話も完成度が高く、強烈な印象を残します。 　
作者の冨樫義博先生は「幽遊白書」や「HUNTER × HUNTER」などの作品で有名だと思いますが、
この作品は「アシスタントを使わずに1人で描いたらどうなるのか」を試みており、
冨樫節が全開となっています。私もその冨樫節に魅了された内の一人で、この作品は最高でした。 　
冨樫義博先生の作品が好きな人、SFコメディが好きな人におすすめの漫画です！

2.｢彼方のアストラ｣ (全5巻/作者:篠原健太)

～宇宙旅行が当たり前になった未来。惑星キャンプという学校行事の最中に、
突如宇宙の果てへ飛ばされた9名の高校生たちが、協力して帰還を目指す漫画～

この漫画は全5巻という短さながらストーリーの完成度が素晴らしく、
巧妙に張り巡らされた伏線があり真実を知ったとき、思わず腰を抜かしてしまいました。 　
作者の篠原健太先生は、過去には週刊少年ジャンプで連載していた｢SKET DANCE｣、
現在は週刊少年ジャンプで連載中の「ウィッチウォッチ」 といった作品があるのですが、
どちらもギャグテイストが強めだったこともあり、ギャップが凄かったです。 　
ミステリーやSFが好きな人におすすめの漫画です！

3.｢チ。-地球の運動について-｣ (全8巻/作者:魚豊)

～15世紀のヨーロッパ。地球が太陽の周りを回っていると唱える地動説は、当時の常識では異端とされ、
信じる者は命を脅かされる時代。そんな地動説に魅せられた人々が、命を懸けて真実を追い求める～

この漫画はキャラクターそれぞれの信念、葛藤、情熱をとても感じることができます。
また、物語は全4部構成で主人公が変わっていき、違う性格で、違う立場で、
違う考えで描かれるのがとても新鮮です。
そして、タイトルの「チ。」に込められた意味を次第に理解していくのが面白いです。 　
私はこの漫画に出会って天文学にとても興味が惹かれ、最近同期の中で「お星様クラブ」と
いうものを設立し、定期的に天体観測するために活動しています。 　
天文や哲学が好きな人、人間ドラマが好きな人におすすめの漫画です！

4.「ファイアパンチ」 (全8巻/作者:藤本タツキ)

～「氷の魔女」によって文明が崩壊し、極寒に覆われた世界。
兄妹のアグニとルナは、傷を治し欠損が再生する能力を持ち、貧しい村で自らの体を食料として
村人に分け与えながら暮らしていた。しかし、人肉の事実を知った王国のドマという能力者の
「消えない炎」により村は焼かれ、妹ルナは命を落とす。
アグニは再生の力で炎に焼かれながらも生き延び、復讐の旅をしていく～

この漫画は世界観、バトルシーン、ストーリー展開が今まで読んできた漫画では見たことがなく、
とても刺激的でした。 　
作者の藤本タツキ先生の作品では、映画化もされている「ルックバック」や「チェンソーマン」
などの代表作がありますが、それにも引けを取らないくらい好きな作品です。 　
ダークファンタジー好きな人におすすめの漫画です！

5.「寄生獣」 (全10巻/作者:岩明均)

～ある日突然、人間に寄生する未知の生命体が現れ、平凡な高校生・泉新一の右手に寄生。
共生することになった新一と寄生生物「ミギー」は、人間と寄生生物の境界をめぐる戦いに
巻き込まれていく～

この漫画は日常と非日常が交錯する中で、人間らしさや生命の尊さ、倫理観が鮮烈に描かれています。
一話一話の緊張感や緻密な描写は圧倒的で、読み進めるほど世界観に引き込まれること間違いなしです。
本当に無駄が一切ない、漫画としての完成度がトップの作品だと思います。
そして、「寄生獣」というタイトル回収はとても鳥肌が立ちました。 　
全人類におすすめの漫画です！絶対読んでください！

以上、10巻以内で完結するおすすめの漫画でした！
気になる作品があれば是非読んでみてください！ 　
最後までご覧いただきありがとうございました！